宿題をしたくない!と言われた時の我が家の対処方法

宿題って必要?!不要?!

これって、たぶん永遠のテーマだと思います。(笑)

数年前に、東京の麹町中学校での取り組みに関して
当時の校長先生だった工藤勇一さんが書かれた書籍を読みました。

宿題を失くしたら、生徒の成績があがった!!!みたいなことも書かれてましたが
これって、日本全体に通ずることではないな、というのが、個人的な意見です。

ただ、学校から出された宿題を、何がなんでも取り組むべき!!とも思いません。

だって、大人だって任された仕事を取り組める日もあれば、
やりたくない日もあるじゃ~ん!!
やろう!!と思ってても、寝落ちしちゃうこともあるし毎日コツコツとなんて無理――――!が個人的な意見です。(笑)

小学生3人を抱える我が家の宿題との向き合い方を、書いてみようかと思います!

意外とまじめに取り組む じゅじゅ編

発達グレーなじゅじゅ。

小学1年生の足し算からつまづきます。早いっ!!(笑)
数字と量が一致しない。

例えば、「3」という数字は、「1.2.3.4.5・・・」の「3」だとわかる。
「数字の3書いてみて~」って言えば、「3」と書ける。

「ここから3個取ってみて」っていうと、「3個」と取れる。

でも、「1+2は?」と聞くと、わからない。

物を見せて初めて、「1・2・3」と一緒に数えたら、「3個」ってわかるけど
でも、「1+2は?」って聞くとわからない・・・

なんでやねーーーーんっ!!!って、何度も伝えて、キレたけど
わからないものはわからないんだな、って。

言葉として知ってても、概念がわからなければ、どうしようもない。

「足す」「引く」の概念。

数字と量感覚の概念。

これのどちらもまだまだ足りなかったじゅじゅは、宿題をしようとしても
なんせ説明しても伝わらず、イライラし
妹2人はまだ幼稚園+未就園児なので、お母ちゃん、キャパオーバー(笑)

よく連絡帳に
「出来てません。折りを見て取り組みます」と何度も書きました。

そんなじゅじゅも小6になりましたが、親に言われずとも宿題をこなすようになりました。
ただ、本人が意欲的に取り組んでいたら、めっちゃできる子!!だと思いますが、

実際は・・・

漢字は、書けばいい
算数は言われた通りに解けばいい

親から見てると、ただやっている。そんな感じです。

そこに理解は伴ってない。漢字も算数もいわゆる応用はできないでしょう。
そもそも、じゅじゅは、コツコツと「学習」という積み木を積み上げるのは苦手なタイプらしいので
中学生に向けてどうしようかな~と、悩んでいるところです。

でも、低学年の間、宿題をできなくても、
高学年になれば自分で取り組む子もいるよ~っていうパターンの子ですね。

やる気があっても、色々と追いつかない おいおい編

おいおいは、やる気十分!!
ただ、理解と体力が追いつきません。(笑)

3月終わり生まれなので、1学年下だったら・・・と、悔やまれます(笑)

でも!どうしようもないので、おいおいのペースで取り組むようにしていました。
おいおいは、じゅじゅと違って、ゆっくり説明して、やり方さえ理解できればいける!

ただ、本人のペースがゆっくりなので、学校のスピードが速すぎてついていけません。

そして、体力がないので、眠くなるとぐずぐずになります。

でも、やりたい!宿題を終わらせたい!でも、わからない。できない・・・!!と、負のスパイラル。(笑)

毎日毎日、家で発狂。週末に向けて激しく。週初めは、出来ていなことに発狂。

先生にも、面談の際には伝え、先生も追いつけないと理解してくれたり、理解を得られなかったり。

そんな感じで、常に発狂しながら低学年を過ごし、じゅじゅと同じように
連絡帳に「後日、取り組みます」と書いていたら、そのうち、さぼる癖が出てきました(笑)

あかん、あかん!!と、お母ちゃん大慌てで、やっていない箇所に付箋をつけ、

「これだけ、やってないんやで!できるときには頑張り!!」と、見守りつつも背中を押すスタイルです。

5年生になり、少しずつ体力・知力が追いつき、少しずつ追いついてきています。

本人のやる気だけではどうしようもないパターン
そして、さぼってもOKじゃーん!!と調子に乗るパターンですね。

 

やる必要性を見いだせない いっちー編

小学校にあがり、「なんで学校に行くん?」「なんで宿題せなならんの?」と
やる必要性を見いだせないいっちー。

上2人に比べて、算数もそれなりに理解できるし(まだ、2年生ですが…)
漢字も書けるし読める。

でも、やる気がない。

1番やっかいパターンです。(笑)

なので、毎日毎日グダグダしてから、宿題に向かい、適当な字を書き、適当に計算し提出。

もっと、丁寧に書けばいいのになぁ~と、時々声を掛けますが、なんせやる気がない。

本人にやる気がないので、「やりたくなーい!」と言われたら、そのまま連絡帳に書いて伝えています。
ただ、先生もやればできることがわかっているので、休み時間などにうまく誘導して取り組んでいるみたいです。

やればできるのに、本人にやる気がなく、もったいないなぁ~なんて思っちゃうパターンです。

まとめ:その子に合ったスタイルが大事

宿題をまじめに取り組んでいても、理解が伴わなければ意味ってある?って思うし、
理解出来ていても、本人のやる気がなければ意味がないし
知力も体力も追いつくまで待てばなんとかなる子もいる、ということを、日々学ばせて頂いてます。(笑)

我が子3人でも、3パターンあるんです。

十人十色

10人いたら、10パターンがある。
それぞれのパターンで宿題に取り組めたらいいんじゃないかな、って思います。

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